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会長のひとこと


【山岳会について】

会長の日々思うこと、山の話、道具の話等、毎月更新しています。

 いつも、いつも山岳会とはということを考える。山岳会とは何だろうか、「世界大百科事典第2版」から引用すると以下の通りだ。
【山岳会】
登山を愛好する人々によって組織される団体。小は2〜3人から数千人の大きなものまである。また全国的なもの,地域的なものがあり,その性格も,男性のみ,女性のみとか,職場,学校などに限定されるもの,ハイキング中心のもの,岩登りが多いもの,ヒマラヤ登山中心のものなどさまざまである。登山は個人では限界があり,また友人と行くことが楽しいので,組織的行動により,安全で,よりよい行動を行っていこうとするところに,山岳会を組織する意義があるといえよう。

秦野山岳会の特徴は何だろうか?
先鋭的な登山をやるような会ではない、ハイキングをやるような会でもない、男性だけのでも女性だけの会でもない、地域に根ざした会でもない。
以前は特徴があったのかもしれない、やはり会長の方針でその辺は変わってしまうかもしれない。そういう意味では1933年の発足してこの12月で90周年を迎えることになる秦野山岳会。それだけの歴史と伝統があるはずなのに...
それでも古き良き時代はその時々の活動があり、今は今の時節にあった活動が合ってよいのかと思う。要はその時代に適合した山岳会の活動である。
ヒマラヤに行かなくともいい、街の山岳会でよい、山を楽しむ仲間が集まり、山を楽しむ。組織的な活動というのは大げさであるがいろんな訓練も事業計画で策定されている。
遭難救助研修、春合宿、夏合宿、お月見山行、紅葉山行、雪上訓練、雪崩・雪洞訓練等
そして縦走をやり、沢登をやり、バリエーションルート、アルパインクライミング、雪山も実施します。

 「山を安全に楽しむ技術を習得する」を方針に、登山スキルを上げたいと思う人が会に所属し、登山技術取得と活動を続けていく。秦野山岳会はそういう仲間の集まりであると考えています。山を安全に楽しみたいと思うあなた、是非秦野山岳会に入会してください。
楽しい仲間があなたをお待ち申し上げます。(りょうま)