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会長のひとこと


【山のトイレ事情】

会長の日々思うこと、山の話、道具の話等、毎月更新しています。

 山のトイレ、皆さんはどうされていますか。生理現象なので初心者でも山のベテランでも誰にも等しく関わる重要問題です。
山小屋のトイレでも、トイレの管理やし尿の処理に多大な労力と経費がかかります。トイレ以外の場所で用を足せば、もちろん自然にインパクトを与えます。

大倉尾根から塔ノ岳に登る場合、5か所のトイレがあります。年間訳10万人の人が登る人気の山なので多くのトイレが整備されています。

・大倉バス停 登山口  無料
・観音茶屋 共同1 100円 土壌処理方式
・見晴茶屋 共同2 100円 土壌処理方式
・花立小屋 共同2 100円 土壌処理方式
・塔ノ岳頂上 (男大2小1 女3) 100円 浄化槽処理方式

山には水や電気、下水道がないことから、特殊な方式で用便を分解しています。そのため、トイレの維持管理には多くの費用が掛かります。トイレの維持管理協力金としてのチップ100円は快くお支払いしましょう。チップは現金と秦野市電子地域通貨(OMOTAN)も利用できます。尾瀬ヶ原ではPAYPAYで支払うことが出来ました。
山に登る際には小銭は持っていくようにしましょう。

私はなるべく山の中でトイレに行かないように以下のことを行っています。

 (1)基本は登山口で済ませておく
 (2)コーヒーや緑茶はカフェインを多く含むため、利尿作用が働きますので、
  なるべく控えます
 (3)登山中の水分摂取は一度に大量に飲むよりも、こまめに摂取した方がより
  体内に吸収され、トイレの回数を減らせます

それでも行きたくなる場合は自然界へのローインパクトを心がけましょう。
 (1)必ず他の仲間に伝えていく
 (2)登山道から見えない安全な場所にて行う
 (3)水場の近くは避ける
 (4)大便は少し穴を掘って埋める
 (5)使用済の紙は必ず持ち帰る

ちなみに隠語があります。
 (1)お花摘み ・・・女性が山で用を足す時
 (2)キジ撃ち ・・・男性が山で用を足す時

知床、利尻山、屋久島、磐梯山は携帯トイレが必要です。
携帯トイレは100均でもありますし、信頼できるものであればモンベルで販売されています(O.D.トイレキット \330円)
付属の吸水ポリマーで尿や便が約1分で凝固し、ダブルチャックの防臭袋で確実に臭いを閉じこめます。
使用した場合は、必ず持ち帰るか回収ボックスへ。
もちろん、上記以外の山でも携帯トイレは有効かと思います。最終手段となると思いますが、山の常備品として持っていくと安心かと思います。

皆さんも山でのトイレ事情意識して山を楽しみましょう。(りょうま)