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| 会長のひとこと |
| 会長の日々思うこと、山の話、道具の話等、毎月更新しています。 |
丹沢はヒルがいるので行かないという方、ヒルごときに負けて丹沢に行かないのはもったいない、敵を知り、対策をとればヒルにおびえることはありません。
ヒルについて調べてみました。
@ヒルとは
・日本には約60種のヒルが生息していますが、吸血するヒルは、陸生種のヤマビルと水生種のチスイヒル(田んぼ等にいた緑色に黄色の筋模様のヒル)の2種だけです。
・体型はやや扁平な円錐形で体長は成熟個体(成体)で、静止時20〜30mm、伸長時40〜60mm。
・体色は赤褐色で、背中に3本黒い縦線が入ります。
・身体の前後に強力な吸盤を持ち、頭部側の吸盤の中心部に口器を持っています。
・弾力に富み、且つ丈夫で、引っ張ってもちぎれず、踏んでもつぶれない。
・移動速度は、林床(落ち葉の堆積地等)で70cm/分、衣類では130cm/分
・寿命は1〜2年と考えられています。
A生態
・ヤマビルはミミズやゴカイの仲間の環形動物門に属している生物で、ヤマビル科ヤマビル属の1種です。
・日本では岩手・秋田県以南の本州から四国、九州に分布する。
・ヤマビルの活動の時期は4月〜11月で、梅雨(6〜7月)や秋雨(9月)のころに活発に活動します。
Bどんなところにいるか
・森林内の落ち葉など下に隠れていますが、寄主であるヒトや動物の発する呼気(CO2)、震動、熱、臭気に反応し、身体の前後の吸盤を使って尺取り虫の様に寄主へ近寄ります。
C吸血
・動物の接近は吸盤の周囲にある器官で二酸化炭素や熱(体温)などによって感知するものとされる
・吸盤の中にあるノコギリの様な鋭い口で皮膚に傷をつけ流血させこれを吸血します。
・血液を凝固させないためにヒルジンという血液凝固阻害物質を傷口に注入します。
・吸血量は吸血前体重の約6倍で、かかる時間は1時間以上です。
・満腹になると動物からはなれて地上に落ち、落ち葉の下などに隠れる。
・吸血後に脱皮、産卵する。
D産卵とふ化
・血を吸うと約1ヶ月後に産卵する。
・一つの卵嚢には5-6個の卵が含まれる。
・1つの卵のうから1頭以上のヤマビルがふ化する割合は、30%程度しかありません。
・生後1年の間に3〜4回吸血して成体になります。
E危害
・猛烈なかゆみが出やすく1カ月近く続くこともある。
・ヤマビルによって媒介される寄生虫や病原体は知られていない。
F防除対策
・ディート(市販されている防虫スプレーで一般的に使われている有効成分)や食塩水(濃度20%)など。
・食塩水(濃度20%)、木酢液(濃度50%)、酢酸溶液(濃度2〜5%)、アンモニア水(濃度1〜3%)などを用いて駆除する。
・女性用のストッキングはかなりの抑止効果はある。
・ヒルに塩をかけると、浸透圧で体内の水分が奪われ、縮んで動かなくなるため、駆除や弱らせる効果があります。
Gその他
・血はどのくらいで止まる?
→2時間くらいは出血が止まらない。
・無理やりとると歯が残るか?
→鋸状の歯で皮膚を傷つけて吸血しますので、歯が残ることはありません。
・ヒルに吸血されたら?
→傷口から血を押し出すようにして流水で洗い流してください。
傷口には、抗ヒスタミン剤(虫刺され薬やかゆみどめ薬)を塗布し絆創膏を貼ってください。
※ウィキペディア参照 (りょうま)
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