|
|
| 会長のひとこと |
| 会長の日々思うこと、山の話、道具の話等、毎月更新しています。 |
自分は岳連が実施している、登山教室(主に沢登教室)、リードクライミング教室、スピードクライミング教室、ボルダー教室の講師をしています。
JSPO(日本スポーツ協会)認定するコーチ1(指導員)、コーチ2(上級指導員)を取得している人達が講師として神奈川県山岳連盟から指名され上記の教室を開催し、山における各アクティビティを指導しています。
リードクライミング教室では、まず座学で
・クライミングとは
・用具・道具の説明(ロープ、ハーネス、カラビナ、ビレイデバイスetc)
・
それから実技として
・ハーネスにロープを結束するフィギュアエイトノット・フォロースロー
・トップロープクライミングでの上り方、禁止事項
・トップロープクライミングのビレイの方法
・クイックドローへのロープのクリップ(フィンガークリップ・ピンチクリップ)
・リードクライミングでの上り方、禁止事項
・リードクライミングのビレイの方法
明記するとこうなりますが、実際には安全確認がクライマーとビレイやーにおいて非常に重要となります。
例えば、上る前のクロスチェック
〇ビレイヤーからクライマーへ
・エイトノット
・止結び
・タンインポイント2か所通っているか
・ウェストベルト緩んでいないか
・バックルが緩んでいないか
・ストラップリテーナが緩んでいないか
・レッグループバックルが緩んでいないか
・ストラップリテーナが緩んでいないか
・レッグループストラップがクロスしてないか
・ロープを引っ張りテンションをかけて問題ないか
〇クライマーからビレイヤーへ
・ビレイループにビレイデバイスが通っているか
・ビレイデバイスがロックされているか
・ロープが正しくセットされているか
・ロープを引っ張りテンションをかけて問題ないか
・ロープを結束してからクライミングシューズを履いているか
上る時も、クライマーは上るルートをビレイヤーに示します。
ビレイヤーはクライマーが上るのを邪魔していけません、なおかつ、もし、落下したら、制動ビレイをしなければなりません。
クライマーは上るの一生懸命で時にはクリップを飛ばします、それを確認し注意喚起する。
途中で、休みたい時は「テンション!」、ビレイヤーは「テンションしました」。
ビレイヤーはクライマーの次の動きを予想してビレイーをしなければなりません。
そしてクライマーとビレイヤーは適時声を掛け合って相手の望む動作をしなければなりません。
先日リードクライミング教室を受講した親子で、中学生の息子さんが知的障害がありました。何も知らされていなかったのでちょっとびっくりしましたが、じっくり教えれば大丈夫かと思い、何度も、何度も繰り返し教えますがちゃんと出来ません。
でも、上ると一番上れるし、クリップもちゃんと出来ます。
しかし、クライミングはクライマーとビレイヤーのコミュニケーションが重要です。残念ながら、コミュニケーションがちゃんと出来ないのでクライミングパスを渡すことは出来ませんでした。
クライミングは危険が伴うスポーツなのでコミュニケーションが取れないということは致命的です、状況によっては事故があっても、何が悪いかわからないということになります。
クライミング教室では技術的なことはもちろん、特にクロスチェックであるとかコミュニケーションをしっかりとり安全管理することに重点を置いて指導しています。
皆さんもJSPOのコーチ1の資格を取得して、各教室の講師をしてみませんか、人に教えるということは自分が正しく理解してなければ出来ませんので、教えることで自分自身も技術を磨くことになります。まずはJSPOのコーチ1の資格を取得して下さい。(りょうま)
|
|